さて、重い腰を上げ、涼宮ハルヒ8巻を読み始めたわたくしではございますが。(´・ω・`)
ハルヒを気に入らない人って、彼女の「分不相応の強気」が原因じゃないのかなと思ってみたり。
思考実験。
・誰もいない一本道で路頭に迷っているヒロインに、一台の車が近づいた。
・「あんた! あたしを町まで運びなさい! 早く!」
強気の彼女ならこう言い出すでしょう。むっと来た男は、
・「なんだその態度は。助けてやろうかと思ったけどやめた」
ここで、分岐点。
分相応程度の強気なら、
・「ご、ごめんなさい。私を町まで連れて行ってください、お願いします」
となります。
これが分不相応だと、
・「なによ? あたしにここでのたれ死ねっての? あんた鬼? 悪魔!?」
と、こうなるわけですな。
現実的に考えれば、こう言い返されたところで男はヒロインを見捨ててもかまわない(てゆーか俺なら見捨てる)のですが、小説等ではそれでは話が進まないので助けてしまうわけです。
そして彼女はそれを自分の手柄だと思いこむ。
こういう分不相応の強気のヒロインのせいで読むのをやめてしまった作品が、私にもあります。
魔術師オーフェンのクリーオウであります。(´・ω・`)
それに対し、ハルヒはなんか読んじゃってますなあ。
ハルヒというキャラは嫌いに属しますが、やはり長門有希たんの存在が。(*´Д`*)
まあなんにしても。
書き手としては、こういう分不相応の強気というのは扱いづらいですなあ。
他のキャラがフォローするにしても、私としては現実的に矛盾した人格というのはあまり使いたくないというか。(´・ω・`)
そんなこと言ってると、小さくまとまったモンしか書けなくなりますけどね。(´・ω・`)
朝方のまどろみの中、なんとも実りのないことをうだうだ考えていたわたくしでございましたとさ。ヽ(´ー`)ノ